【YouTube 動画】 ”全ての障害者に夢を♪”障害者の記載方法と神経発達症について

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【YouTube 動画】 障害者の記載方法と神経発達症について

この動画では、『障害者』『障碍者』『障がい者』の表記の違いと、それぞれの意味について説明しております。

『障害者』『障碍者』『障がい者』の表記の違いは、障害の考え方、歴史的・国際的な事情、個々による見解の違いから、生まれました。

また、今後『発達障害』の読み方が、全般的に『神経発達症』になる旨の説明もしております。

この動画を見て、それぞれの言葉の意味と使い場所について、知ってください。

『障害者』の表記と意味について

『障害者』は常用漢字で登録されており、『障』『害』という単語の捉え方に、さまざまな意見がありますが、便宜的に広く使用されている漢字になります。

『障害者』の意味は、心身に障害を抱えており、他者からの支援を受けなければ日常生活に支障をきたすおそれのある18歳以上の人のことです。

近年では、『障害者』という呼び方は、他人の障害になるという誤解を招く恐れがあるため、表記の変更をしているところもあります。

『障碍者』の表記と意味について

『障碍者』の『碍』という字が「害悪・害虫・公害」をイメージさせるため、妨げという意味である、『碍』という字を使用しする事で、「社会的生活の妨げとなるハンデをもつ人」という意味を持たせるために、使用される漢字です。

『障碍者』の意味は、心身に障害を抱えており、他者からの支援を受けなければ日常生活に支障をきたすおそれのある18歳以上の人のことです。

『障がい者』の表記と意味について

『障がい者』の表記は、『障害者』『障碍者』という、二つの定義や意味、意見に左右されない表記として使用されます。

『障がい者』と表記している企業や自治体も多く、すでにHPやパンフレットで『障がい者』と書かれているものも多く見られます。

ただ、ひらがな表記することにより、その言葉の持つ意味が失われたり誤解されたりする恐れがあるり、日本語として不自然といった意見もあります。

『障害者』『障碍者』『障がい者』の表記と意味について まとめ

これら3つの表記が使用されるようになったきっかけや歴史的背景は複雑で、現在も議論が続けられています。

また、『障がい者』という単語については、特定の誰かが公の場で提案したものではありません。

それぞれの表記については、さまざまな議論が行われており、どれにするかは明確に決められておりません。

現状は、漢字を使用する人の考えや用途により、適宜ちがう漢字が使用されています。

それぞれの表記は、その著者やサイトとしての考え方や姿勢を、反映しております。

また、新聞社や通信社などは、『障害者』を基本的に使用していますが、地方公共団体や企業、教育機関や障害者団体などでは、それぞれの考えにより、『障害者』『障碍者』『障がい者』などの呼称・表記を用いており、それに正解はありません。

『発達障害』『神経発達症』呼称の変化について

YouTube動画 発達障害と神経発達症の名称変更について

『発達障害』は、これまで自閉症スペクトラム障害、学習障害、ADHDなどの総称として使用されていました。

しかし、『発達障害』の範囲は決まっておりません。

実際、リストアップされていない障害も、『発達障害』に含められていました。

『神経発達症』は2013年にアメリカ精神医学会が『神経発達障害』に名称変更しました。

これには、それぞれの障害が別々のもではなく、神経の発達阻害という共通の原因をもつ、連続的な障害なのだ、という考え方に基づいています。

『神経発達症』という言葉は、そうした連続的な障害の全体を指すための言葉です。

「名称変更」について

精神神経学会では、2014年から病名における『障害』を『症』に変更する提案をしてきました。

日本でも、WHOの疾患国際分類、ICD-11の定義を受け入れ、今後は『神経発達症』の名称が、公式に使用される運びとなりました。

ただし、現在は公式使用はされておりません。

よって、『神経発達症』は『発達障害』より、広い範囲を指す言葉と言って良いでしょう。

『発達障害』『神経発達症』呼称の変化について まとめ

このように名称の変更や変化は、医学や科学の進歩と共に、進行していきます。

事実、精神医学でのさまざまな名称は年々変化しており、その名称が世間一般に認知されるまでには、ズレがあります。

そのため、正解はありません。

あくまでも、「前はこうだった」けど「今はこう呼んでいる」ということにしか過ぎないのです。

障害当事者・関係者・医師でもそれは同じで、診断書などはさまざまな表記で記載されます。

だからといって、この表記は有効、この表記は無効といったことはありません。

このように名称や記載の変更は、たいした大きな意味を持つことはありません。

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